Mac上でLaTeXの本文にヒラギノ丸ゴを使うようにするには

※あまり頭のいいやり方ではないです。もっとスマートなやり方があれば教えてください。

必要なもの

  • Mac OS X
  • otfパッケージ(どこかから落とせます*1

プリアンブル

プリアンブルに

\usepackage[multi,deluxe,bold]{otf}
\renewcommand{\headfont}{\sffamily\bfseries\propshape}

と書きます。
以下説明:

  • 1行目:
    • otfパッケージ:multi, deluxeオプションを使うために使用
    • multiオプション:ヒラギノ丸ゴ等ヒラギノ5書体*2を使えるようにします。
    • deluxeオプション:同じ字形の異なったウェイトのフォントを同時に使えるようにします(ヒラギノ明朝のW3とW6を併存できるということ)。
    • boldオプション:\bfseries等を指定したときに太字の角ゴシック体になるように指定します(正直よくわかっていない)。
  • 2行目:
    • \renewcommand{\headfont}...:見出し用のフォント(\headfont)をヒラギノ角ゴ Pro W6にしてプロポーショナルにしています。和文で等幅の方がいいという方は\propshapeを外しておいてください。

本文

本文を書き始める前に

\mgfamily

と書いておきます。そうすることによって、本文のフォントはヒラギノ丸ゴ Pro W4になります。

問題点

  • 脚注など本文フォント以外で規定されてる部分がヒラギノ丸ゴにならない→脚注などを書く際に\mgfamilyと指定することで解決←しかしめちゃめんどくさい
  • 欧文フォントがComputer ModernだったりTimesだったりでなんかイメージが堅い!→たぶんプリアンブルに\renewcommand{\sfdefault}{phv}と書けば大丈夫なはず…です←でもヒラギノ丸ゴを使う方法はやっぱりわからない。

hiraprop.sty

を使えばうまくいくかも? (検証中)

*1:無責任

*2:ヒラギノ明朝 Pro W3/6, ヒラギノ角ゴ Pro W3/6, ヒラギノ丸ゴ Pro W4(ProNの方かどうかはよくわからない)